楽をしたいなら、苦労せよ!という言葉があります。 意味は分かるのですが、楽と苦労と相反するものであり、実体験がないと理解しにくいものと思います。 そこで、私の浅い経験ですが、楽をしたいなら苦労というものを紹介させてもらいましょう。 大学2回生のとき、3回生以降のゼミを決めるときがありました。 元来の勉強嫌いであるため、是非とも楽なゼミに進みたいと考えていました。 3、4回生の先輩に相談すると、満場一致で「林田学ゼミ」といわれました。 どうして楽勝かというと、自主性を重んじる教授であり、ゼミ学習もやりたい人がやればいいという考えで、一切出欠をとらない。 出欠をとらないので、ゼミ生全員が揃うこともないらしく、通常のゼミなら、毎月討論会をしたりする活動も、林田ゼミでは一切ないということでした。 ただ、問題はさすがに人気が高く、応募者が多いということです。 そして、選ぶ基準は成績上位から採用するというものでした。 そこから、成績の大半を優にするため、ほとんど出席したこともない講義も積極的に受講したり、徹夜でテスト勉強したり、生まれて初めて猛勉強しました。 努力の甲斐があって、「林田学ゼミ」の一員になれました。 そして、3回生からの2年間は、楽勝を謳歌しました。 あまり自慢できる話ではありませんが、楽を得るためには大きな苦労というか努力は必要という実例です。 |
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